山口県特産の夏みかんとは?

夏みかんを使用したドレッシング

■食卓にさわやかな彩りを!萩夏みかんドレッシング

藤光海風堂オンラインショップでも人気の萩夏みかんドレッシングは、その名の通り萩市を中心とした山口県の名産品「夏みかん」を使用したドレッシングです。
白しょうゆを使うことで着色料を使わずにオレンジの鮮やかな発色を出しています。
すりおろした夏みかんがたっぷり入っていて、爽やかな味わいとなっておりサラダだけでなくカルパッチョやマリネなどにもご利用いただけます。
今回は本製品の原料、夏みかんについてご紹介致します。

■夏みかんとは?

夏みかんの果実

夏みかんは萩市を中心とした山口県の特産品。
さわやかな酸っぱさが特徴の柑橘類です。

4月~6月頃に食べ頃を迎えることから夏みかんと呼ばれています。
旧暦でいうと4,5,6月は夏ですからね。
ちなみに果実が黄色く色づくのは秋頃ですが酸味が強く食用には向いてません。
冬を越して酸味が抜ける初夏頃が食べ頃となります。
食べ頃を迎えた夏みかんは昨年実ったものなんですね。

■萩市が有名!でもルーツは長門市?

先ほども述べた様に夏みかんは山口県、特に萩市の特産品です。
ドレッシングの商品名も「萩」夏みかんドレッシングですね。

しかし、夏みかんの始まりはお隣の長門市というのはご存じでしょうか?
長門市青海島の大日比。
ここの海岸に流れ着いた果実の種を蒔いて育てたのが始まりと言われています。
原木の根の部分は現在も残っており、国の天然記念物に指定されております。

萩市で夏みかんの本格的な栽培が始まったのは明治維新後となります。
廃藩置県によって失業した士族の救済を目的に夏みかんの栽培が推奨されるようになりました。
次第に夏みかんは萩市いっぱいに育ち、夏みかんは萩市の特産物となりました。

萩城下町で見ることのできる白壁と夏みかん

■縁起が悪い?夏みかんと呼ばれる理由

夏みかんは当初「ナツダイダイ」と呼ばれていました。
「夏橙」や「夏代々」と表記します。
萩の士族たちが末永く代々続くようにとの願いが込められているそうです。
しかし明治期に大阪方面へ出荷する際に問題が起こります。
近畿地方では中風のことを「ヨイヨイ」と称することもあったのですが、夏代々の「代々」がヨヨと読めることから、縁起が悪いと売り上げが下がってしまいます。
そこで大阪の仲介商人から改名を勧められ「夏蜜柑(なつみかん)」の名が定着しました。

■知っていると山口県が楽しい?豆知識

夏みかんは、5月頃に白い花を咲かせます。
甘く爽やかなその香りは「萩城下町夏みかんの花」として「かおり風景100選」にも選ばれております。
初夏に萩市を訪れた際は是非萩市に漂う香りをお楽しみ下さい。

そして夏みかんのこの黄色と山口県のガードレールに関係があるのです。
山口県内を運転していると、所々で黄色いガードレールを目にすることができます。
昭和38年に山口国体が開催されるにあたり、県の特徴を出すために県道のガードレールを夏みかん色にしたとのことです。
ガードレールは通常「白」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、夏みかん色のガードレールとは面白いですね。

 

今回は初夏に旬を迎える夏みかんについてご紹介いたしました。
これからの季節にぴったりの夏みかんドレッシング、是非様々な料理にご利用下さい!

白身魚のサラダと夏みかんドレッシング

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